10versLible

10versLible

映画、アニメ、漫画、音楽などの雑記。ファーストインプレッションを大切に。

2021-01-01から1年間の記事一覧

私的2021年楽曲10選

やっていきます2021年楽曲10選。 ライブに行ける機会は減っているものの、自宅で過ごす時間は引き続き多く、またそれに伴いアニメコンテンツに触れることも多々あるので、アニメ起用の楽曲が多くなりました。 2021年1月〜12月リリースの楽曲から選定し、1ア…

私的2021年映画ランキング:ベスト20

2021年は昨年に比べると映画館の営業も徐々に活発化していき、公開延期となっていた作品も少しずつ日の目を見るようになってきたように思います。 今回は2021年の映画ランキングです! 昨年に比べ劇場での鑑賞本数は減ったのですが、今年も多くの良い作品に…

私的2021年アニメランキング:ベスト20

気づいたら2021年も残りわずか。 直近何年かは観るアニメの本数が徐々に少なくなってきていたのですが、サブスクの充実が著しいこともあって今年はここ数年に比べると触れる作品の数が多少多かった1年でした。 放送中のアニメはもちろん、過去作品を見返す回…

『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』感想/結城明日奈がアスナとしての覚悟を決めるまで

(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project 私が私でいるため。このゲームには負けたくない。 本作『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』は、そんなアスナの言葉と覚悟の上に成り立つ物語だった。現実と虚構の狭間で、彼女は…

過去50記事の中で特に読まれたエントリーを振り返る

先日、ブログの記事の数が50に達しました。 インプットとアウトプットの速度と質の向上をしたいという想いから始まり細々と続けてきたのですが、何事も継続することが大切だと感じています。 記事の数以上に下書きに留めて形にしきれなかった文章が多いとい…

『アオのハコ』で男子高校生の気持ちを取り戻したアラサーの末路

(C)三浦糀/集英社 先日、ツイッターを眺めていたらマンガの1コマらしい画像が流れてきたんですよ。ショートカットで目のぱっちりした、それはそれは可愛らしい女の子がアップになった画像が。 なんか異様に可愛くて、やけに心に残るんですよね。何のマンガ…

『劇場版 Free!-the Final Stroke-前編』感想/七瀬遙は大人になるにあたり何を想い泳ぐのか

(C)おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶町後援会2021 七瀬遙は大人になりつつある。 シリーズを通して、ただ泳げればそれでいいという姿勢から、仲間と繋ぐリレーの楽しさを知り、勝つ喜びを噛み締めることで競技としての水泳に熱を持つようになった遙。…

『BLEACH』読切版(獄頤鳴鳴篇)感想・考察/巡る物語に死神は何を想うか

『週刊少年ジャンプ』2021年36・37合併号より ついに来ました『BLEACH』読切版。 そろそろ『BURN THE WITCH』の続報が来るのではと思っていた矢先だったので、まさか『BLEACH』の方が来るとは思ってもおらず、発表から掲載までさほど日数もなかったのことも…

最近聴いている楽曲(2021年夏)

2021年夏と謳っていますが定期的にやっているわけではないです(照) 【LIVE】9/4.5 at 横浜アリーナ「UVERworld LIVE 2021 at Yokohama Arena〜We gonna go〜」開催決定!詳細は下記よりご確認ください。https://t.co/YbyeNlhUG4#UVERworld— UVERworld_Staff_…

『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』感想/キラめき求めて少女は再生産する

おい、オタク共。 あまりふざけすぎるなよ? 『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』。公開されるやいなや絶賛の嵐。レビューサイトでも軒並み高評価。ツイッターでも興奮冷めやらぬ様子の感想が流れてくる。 いくら何でもやりすぎだ。印象操作のために…

『ブラック・ウィドウ』感想/ナターシャの生き方を肯定したのは家族だったということ

当初の予定日からおよそ1年2ヶ月経ってからの『ブラック・ウィドウ』公開。スクリーンにおかえりなさいMCU。 『エンドゲーム』後のMCUの世界観はドラマシリーズと並行して展開されていくわけだけど、コロナの影響で公開の延期や順番の変更などがあって、『ブ…

アニメ『スーパーカブ』感想/これはないない少女の物語であり、僕達の物語に違いない

(C)Tone Koken,hiro/ベアモータース 最初は何気なく見てみようかという程度の意識だっただけに、アニメ『スーパーカブ』1話を観た時の衝撃は相当なものだった。 鑑賞後、胸にほんのり残った高揚感。導入部分であるからして特段大きな動きがあったわけではな…

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はファンひとりひとりの作品でした

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を公開初日に観てきました。いやはや、このような形で描き切るとは。感無量でした。 心の準備が出来ているのかどうなのか、自分でも分からないままその日を迎えていましたが、何を見せられても出来る限り受け止められればい…

『IDOLY PRIDE』が描く「対を成すもの」についての所感や考察

【#これはただのアイドルアニメではない】 すごく勝負に出た打ち出しだと思います。これまで数あるアイドルアニメが世に出て、大規模な展開を続ける作品も少なくないですし、それらに触れてきて目も耳も肥えたオタクという人種に対してまっすぐな宣言を公式…

アスカの幸せを願うオタクはシンエヴァに何をみるか

(c)カラー 漫画でもアニメでも一生懸命なキャラクターが好きだ。必死に、ひたむきに、がむしゃらなキャラクターが好きだ。そういった熱意というか真っ直ぐさというか、人間らしい芯の部分が見えるキャラクターの輝きというものは、愛すべきものだと思う。 僕…